こんにちは、ハンター(@ajihuntofficial)です。
2022年2月も中旬に突入しましたね。
今年は年始から寒波が入ってきた影響で、なかなか釣りに出かけられない方も多いのではないでしょうか。
今回は2月のアジングについて、わたしがホームとしている大分県の中部エリアを例に解説していきたいと思います。
釣行の時間帯については、いつも通り「明け方」を取り上げています。
早速始めていきましょう。
2月の釣果
釣果記録アプリからのスクリーンショットです。
1月に比べ約半減しています。水温低下と年度末繁忙期突入が原因です…。
釣れる日と釣れない日の落差が大きい
前回の状況報告は1月中旬で、この頃もなかなか厳しい状況でしたが、1月の後半から更に厳しさが増しています。
以下、釣行の状況をお伝えします。
サイズは変わらず
釣れるアジのサイズは1月の状況からほぼ変わらず小型中心です。
わたしのホームでは、18~23cmが釣れている状況です。
大きな変化としては、日の出前後に回遊して来てくれていたアジの群れがほぼ来てくれなくなりました。詳細は後ほどお伝えします。
朝マズメには期待しないことじゃな。
アジのいない時間帯が早まる
わたしの釣りスタートは大体4:30~ですが、最近はスタート直後であってもアタリがほぼ無い日も多くなってきています。
前回の報告時点(1月中旬頃)では5:30頃まではアタリを感じていたのですが、1月後半からこのような状況となっています。
特に潮位が下がった日は壊滅的です。
水温低下の影響をダイレクトに受けて、アジのアタリを1度も感じることがない日さえあります。
3:30~であればまだ反応が得られやすい印象です。
翌日が休みの方や週末に釣行を計画している方は早起きを心がけましょう。
わたしは調査できませんが、夕方~夜間の方が反応が良いのかもしれませんね。夕マズメからの時間帯の状況が分かる方はコメントいただけるとありがたいです。
そんな日は漁港内の角などを狙った方がアジを引き出せるぞい。
水温変化が少なそうなところはどこかを考えてみるんじゃ。
朝マズメは休止中!?
前回の報告時点(1月中旬頃)でも厳しい状況でしたが、ここ最近は上げ潮のタイミングであっても朝マズメの回遊は期待できません。
アジは回遊してきませんが、日の出前の時間帯にメバルがやってきてくれることがあります。
少し沖目を狙うことになりますので、ジグ単であれば2.0g以上の飛距離が出せる重さを選びましょう。
また、フロート(飛ばしウキ)を付けて遠投する方法もありますので、ラインシステムやロッドが対応できるようであれば取り入れてみるのも良いかもしれませんね。
装着するワームの形状によっては、思ったほど飛距離が出なかったり、逆に軽くても遠投できたりと一律ではありません。その日の風や潮位などの状況を見ながらセレクトしてみてください。
アジがいなくてもメバルやカサゴが相手してくれますので、「とにかく釣りに行きたい!」という方は防寒対策をしっかりとし出かけてみましょう。
ただし、アジほど成長は早くありませんので、20cmに満たない個体や抱卵している個体はリリースしてあげてください。
世間はいまだにコロナで騒いでおるからのう。
体調を崩さんよう気を付けるんじゃぞ。
海水温の急低下
1月中旬までは13度あった海水温が現在は10度台まで下がってきました。
この数週間で約3度下がったことになります。年末(12月末)と比べると約6度も下がっています。
これは国東半島沖の冷たい海水が流れ込んできているためです。立春を迎え、暦の上では春となるのかもしれませんが、もうしばらくは低温の影響でアジの反応は良くならないでしょう。
大分市内の方では場所次第で工場地帯からの温排水もあるようですが、時間に余裕のある場合はサイズと数の両方が安定して釣れる水温の高い県南エリアへ遠征する方が賢明でしょう。
コロナの影響で「全面釣り禁止」となっておる市町村もあるぞい。
遠征を計画する際はしっかりと調べるんじゃぞ!
海上保安庁が発表している「表面水温図」のリンクを張っておきますので、自分のホームの海水温を確認してみてはいかがでしょうか。
1月もそうでしたが、大分県中部エリアの海水温は新潟県以北並みの水温ですね…
水温の安定した場所を狙ってみよう
ここまで海水温が下がってくると、アジングで重要視される「潮通しの良さ」が逆にデメリットになってしまいます。
潮通しの良さよりも、水温の安定を重視した場所選びを心がけましょう。
一般的に水深のある場所は水温が安定していると言われていますが、水深があっても外洋につながっているなどの潮通しの良さが絡んでくるとあまり良くありません。
むしろ漁港の最奥部など、潮通しとは無縁の場所に溜まっていることがあります。
また、引き潮で潮位が下がると水深が確保できない場所もあまり望めません。
漁港内の船舶や係留ロープには近づきすぎないことじゃ。
漁港内で釣りを行う場合は、何より「自分のキャスト精度を過信しすぎないこと」です。
寒さや突然の風でキャストミスが増えます。慎重になること以上に、船舶や係留ロープに近づきすぎないことが重要です。
自分の大切なタックルに他人の針や糸が絡まっていたらどう感じますか。しっかりとマナーを守れる釣り人になりましょう。
厳寒期のこの時期に新規開拓はあまりお勧めできませんが、粘り強くアジを探していきましょう。
先月の報告のリンクを張っておきますので、こちらも参考にしてください。
2月のまとめ
今回はわたしがホームとしている大分県の中部エリアを例に2月のアジングの状況をお伝えしてきました。
- 1月に引き続き、18~23cm程度の小型のアジが中心
- 早朝の釣行なら、いつも以上の早起きを心がけましょう
- 日の出前後のアジの回遊は絶望的
- 海水温の急低下。現在は10度程度
しばらくはアジの反応が薄い状況が続きます。タイドグラフで潮周りを確認し、下げ潮の日には釣行しないという選択肢もありだと思います。
厳寒期でも元気なカサゴにシフトして釣行する場合は海底付近を探ることが多くなると思いますので、オフセットフックも準備しておくと根掛を大幅に軽減できますよ。
この記事が皆さんの良い釣果につながると幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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