こんにちは、ハンター(@ajihuntofficial)です。
今朝の釣行で、小さ目のフロートを付けて投げていたところ、ショックリーダーが長すぎたのか、根掛かりしてしまいました。うまく回収できればよかったのですが、ラインが切れてしまい、ショックリーダーを組み直さなければならなくなってしまいました。
久しぶりに根掛かりしとったのう。
フロートも無くしおって…
皆さんも現場でショックリーダーを組み直さなければならなくなることってありますよね。
その時はどのような結び方をされますか?
今回はアジングなどのライトゲーム時に、メインラインとショックリーダーを結束する結び方を紹介するとともに、個人的に感じた結ぶ際のポイントもお伝えできればと思います。
「どんな結び方が良いのか決まっていない」という初心者の方から、「結び方はバッチリだけど、結び目が綺麗にならない」という方まで、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
早速始めていきましょう。
そもそもショックリーダーは何を使ったらよい?
ほとんどのアジンガーの皆さんはエステルラインをメインラインに使用されているのではないでしょうか。少数派として、PEラインを使う方、フロロカーボンラインを使う方がいらっしゃるという状況だと思います。
わたしは以前も紹介しましたが、PEラインをメインラインで使用しています。
フロロカーボンラインをメインラインとして使っているという方は、あえてショックリーダーを付ける必要はないようですが、エステルライン・PEラインを使っている方は必須アイテムです。
推奨されているショックリーダーは「フロロカーボン製」一択ですよ。
※そのためフロロカーボンをメインラインとしている方は必要ないというわけです。
FGノットへのこだわり
個人的なこだわりなのですが、アジングを始めてしばらくの間、『ショックリーダーとのノットはFGノット以外はありえない』とすら思っていました(笑)。
ノットの強度はもちろんのこと、釣行前の準備時に10~15回編み込むというあの時間がとても好きでしたし、綺麗に結べた時は「アジ入れ食い!」に匹敵する感動でした。
ただ、現場で根掛やラインブレイクのたびにFGノットを組み直すのは大変です。
慣れてしまえば結び方自体の難しさは気にならなくなりますが、アジング同様、最大の敵は風です。
編み込み中に風を受けると、操作しづらい上に、たまに糸を見失います。
何より、貴重なフィーバータイムを逃してしまうことさえありました。
また、最近の極細PEラインはFGノットしづらいということも理由の一つです。
※わたしはPE0.1号を使用しています。
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そこで、FGノットは大好きだけれども、違う結び方も探すことにしました。
おすすめ1:トリプルエイトノット
ノットの方法は動画で紹介されている方もいらっしゃいますが、「現場でおさらいしたい」時には少し使いづらいですよね。
そこで“フロロカーボンのパイオニア「シーガー」”の公式サイトからショックリーダーの結び方を紹介したいと思います。
結び方は簡単ですので、どなたでもすぐに覚えてしまえるはずです。
加えて、わたしが感じた結束時のポイントを紹介します。
- 慣れるまではメインラインとショックリーダーを長めに重ねる
- 輪を作る際、リーダー側の2本を長めにすると輪をくぐらせやすい
- 輪をねじる際は人差し指を突っ込んで回す
- 回した後、人差し指を抜かずに、親指も突っ込む
- 突っ込んだ親指・人差し指で、くぐらせる2本をつまみ、引き抜く
- 湿らせた後、ゆっくり締めこむ
- フロートの用意があるなら、余ったリーダーは切らずに残しておく
ポイント1については、長めの方が結びやすいです。慣れるまではケチらず贅沢に使っていきましょう。
ポイント2については、重ねた糸の真ん中で輪を作るよりも、メインライン側に寄せた輪にする方がおすすめです。輪をくぐらせる2本の糸(PEの先端とリーダーのメイン部分)が長い方がくぐらせやすいですよ。
ポイント4については、人差し指を抜いてしまうと、ねじった輪が風などでほどける時があります。
人差し指は抜かず、同じ輪の中に親指も突っ込みましょう。
ポイント1でもお伝えした通り、輪が大きいと親指を突っ込みやすいですよ。
ポイント5については、文字通りですね。2本の指で2本のラインを挟んで引き抜くとくぐらせミスを防げます。
トリプルエイトノットは結び目も小さく、もしガイドに入り込んだとしても糸抜けの妨げやライントラブルが起こりにくいノットです(ガイドには入らないようにしましょう)。
結束が速く、強度もアジングを行うには十分ですので、ぜひ試してみてください。
おすすめ2:トリプルサージャンスノット
こちらも“フロロカーボンのパイオニア「シーガー」”の公式サイトから見ていきましょう。
「輪を3回くぐらせる真結び」と覚えれば簡単ですね。
同じくポイントを紹介します。
- 慣れるまではメインラインとショックリーダーを長めに重ねる
- 輪を作ったら、親指と人差し指でつまんで固定
- 固定した輪に薬指と小指を入れて輪を広げ、固定する
- 湿らせた後、ゆっくり締めこむ
- フロートの用意があるなら、余ったリーダーは切らずに残しておく
ポイント3については、くぐらせミスを防ぐためです。できる限り輪が大きく固定されている方がやりやすいですよ。
慣れてくれば、固定した手と反対の手の親指と人差し指でねじるようにくぐらせると風の影響を受けづらいですよ。
トリプルサージャンスノットの特徴はトリプルエイトノットとほぼ同じです。
自分のやりやすい方を取り入れたらよいと思います。
番外:電車結び
電車結びを番外とさせてもらったのには以下の理由からです。
- メインライン側、リーダー側の2回結ぶ必要がある
- 1回あたりの巻き付け回数が多い
- 結ぶ際、FGノットよりも風の影響を受ける(固定して結ぶのが難しい)
- 結び目が大きい
電車結びのやり方も“フロロカーボンのパイオニア「シーガー」”の公式サイトから紹介しておきます。
工程が長いわりに強度もそれほど強くなく、何より風の吹く現場では結びづらいと思いますが、どの結び方を選ぶにしても「こだわり」を持っておくことって大事ですよ。
公式サイトをリンクさせてもらった“フロロカーボンのパイオニア「シーガー」”のフロロカーボンショックリーダーをご紹介します。
高品質のフロロカーボンです。商品選びに迷われた方はぜひお試しください。
まとめ
今回はアジングなどのライトゲーム時に、メインラインとショックリーダーを結束する結び方を紹介するとともに、個人的に感じた結ぶ際のポイントもお伝えしてきました。
- ショックリーダーは「フロロカーボン製」を選びましょう。
- おすすめ1つ目は、「トリプルエイトノット」。
- おすすめ2つ目は、「トリプルサージャンスノット」。
- 「電車結び」もあるけれど、風の吹く屋外では少し面倒。
- 自分の気に入った結び方を見つけて、こだわりを持ってアジングしよう!
メインラインとショックリーダーを何度も結んでいくことで、素早く、綺麗に結ぶことができるようになりますので、まずはゆっくり、しっかりと結ぶことができるようになりましょう。
綺麗に結ぶと結束強度も最大になりますよ。
わたしのお伝えしたポイントも参考にしていただけると嬉しいです。
この記事が皆さんの良い釣果につながると幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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